グローバルリーダーシップ実践プログラム ~「守り」から「攻め」へ。健全なガバナンスを事業成長のエンジンに変える。~
プログラムの概要
グローバル事業の拡大において、海外子会社の駐在員は、単なる本社方針の「執行者」ではなく、現地組織の持続的成長を牽引する「戦略的リーダー」へと役割を転換することが急務です。本プログラムは、コンプライアンス遵守(守り)を最低限の要件としつつ、企業価値を向上させるための「攻めのガバナンス」を設計・運用し、多様なナショナルスタッフを統合して現地事業の成長を確実にするための、実践的なリーダーシップ能力を養成します。
プログラムの狙い
成長のための「仕組み」を設計する
本プログラムは、ガバナンスを「本社からの規制」ではなく、「事業拡大を加速させる積極的な仕組み」として捉え直し 、駐在員が現地組織の真のリーダーとして機能するためのスキル習得に焦点を当てます。
1.【戦略的統治の実現】 グローバル化のステージにおける自社のガバナンス課題を設定し、将来の成長を見据えた統治体制の設計能力を確立する 。
2.【円滑な本社連携】 ガバナンスを効かせつつ、一方通行にならない現地—日本本社間の透明性の高い円滑なコミュニケーションを構築する 。
3.【多様な組織開発】 多様な価値観を持つナショナルスタッフを統合し、組織づくりを行うための高度なファシリテーションスキルを習得する 。グローバル化の現在地ステージにおける解決課題の設定を行い、将来のガバナンス体制に向けた課題を発見する
対象者
現地法人でマネジャー以上の役職に就く駐在予定者(若手部課長層)
研修プログラム<例>
実践演習を核とした体系的な学習本研修は、知識の習得(Foundation)から現地経営の実践(Leadership)、継続的な改善能力(PDCA)の体得に至るまで、体系的に構成されています。
モジュール | 主要テーマ | 進め方(学習内容) | 時間 |
|---|---|---|---|
I. Foundation | グローバルリーダーの役割と定義 | 現地成長を牽引する「戦略的リーダー」の役割再定義と、健全なガバナンス(統治の仕組み)の戦略的価値を理解する 。 | 4H |
II. Governance Core | 【ガバナンス編】 | 自社のグローバル化ステージを分析し、コンプライアンス(守り)と成長(攻め)を両立させる内部統制システムとリスク管理体制を設計する実践演習 。 | 4H×2day |
III. Leadership & Organization | 【リーダーシップ編】 | 参加者の具体的なケースに基づき、本社との整合性を保ちつつ、現地市場を踏まえた「戦略づくり」「仕組みづくり」「人材づくり」を策定する演習 。 | 4H×2day |
IV. Communication & Diversity | 多様なチームを率いるファシリテーション | 現地組織内部の議論や本社との会議で、多様な意見を統合し、合意形成を導く「場のデザイン」「構造化」スキルをロールプレイで習得 。 | 4H×2day |
V. PDCA & Review | 研修成果の職場実践レビューと改善 | 研修で設定した目標を現地で実行に移し、失敗も含めた結果をレビューセッションで検証。継続的な組織学習(PDCAサイクル)の体得と指導 。 | Ⅳ終了後2回、 |
実施形式
各セッションの所要時間:4時間/日 程度
所要期間:3か月 (モジュールVを除く) ※リモート参加も可能です
オプション研修
異文化・現地知識の事前習得
コア研修(モジュールIII)の効果を最大化するため、赴任前に以下の知識研修を実施できます 。
•駐在する国のカルチャー、労働者の習性(労働慣行)に関する知識習得 。
•現地オフィスでの管理会計、労働契約、効果的な事務管理の方法に関する基礎知識習得 。