登壇者

株式会社ばんそう 執行役員
清水 俊太郎 Shuntaro Shimizu
株式会社電通にて自動車メーカーや外資系IT企業のプロモーションキャンペーンプランニング、イベントの企画・実施運営業務に従事。2年間の米国ビジネススクールへの社費留学を経て営業部門に異動。外資系IT企業・外食産業および国内モバイル通信会社などのマーケティングコミュニケーション戦略、ブランド戦略、周年事業等に従事。電通上海支社長、グループのIT部門責任者、グループのサステナビリティ部門責任者を歴任。 2025年より株式会社ばんそうに参画し、マーケティング、プロモーション、ビジネスディベロップメントをリード。

株式会社ばんそう 代表取締役CEO
松田 克信 Katsunobu Matsuda
新卒で東京三菱銀行(現 三菱UFJ銀行)に入行、法人融資、不良債権対応、船舶ファイナンスなどの業務を経験。その後、Deloitte Tohmatsu Consulting、Roland Berger、PwC Advisory、MURCなどを経て、ばんそうを創業。経営戦略、事業戦略、資本戦略、M&A、経営管理などを軸に、幅広い業種・規模のクライアントに寄り添ったコンサルティングを実施。PwC Advisoryでは、製造業セクターの戦略領域担当パートナー(役員)として、数多くのクライアントマネジメントやプロジェクトリードを行う。 2021年に株式会社ばんそうを創業し、代表取締役CEOに就任。
第1回 鹿児島大学高橋准教授
第1回は高橋氏を招き、生成AIをテーマに議論しました。AIの進化スピードが速い中で、それをビジネスにどう取り込むかという実践的な議論でした。ばんそう自身も2月にAIプロダクトのリリースを予定しており、AIがインターネットのように生活に溶け込んでいく未来が期待できます。
第2回 Carbide Ventures堀内健后氏
第2回は堀内氏を迎え、デジタルマーケティングについて議論しました。3Cや4Pといった基本フレームワークの重要性を再確認しつつ、デジタルでは「データが正確に取れる」点が従来のテレビCM(視聴率による曖昧な調査)と決定的に違います。これにより、中小企業でも少額からトライアンドエラーが可能になり、「マーケティングの民主化」が進んでいるという点がグッドニュースとして語られました。
第3回 株式会社マナスコーポレートパートナーズ 岡田知也氏
第3回は岡田氏によるコミュニケーションとインドビジネスの話でした。日本と海外では前提条件が異なることに気づく重要性や、カオスな環境(インドなど)で成果を出すための心構えが共有されました。異文化を受け入れる「許容容量」と、会社のバリューのような「ぶれない軸(ノーススター)」のバランスを取ることの難しさが重要になります。
第6回 JPスタイル研究所 代表 松下 芳生氏
第6回は松下氏の回からは、企業がコンサルティング会社を活用する際は、「丸投げ」を避け、自社のミッションやビジョンを軸に主体性を持つことが重要だと語られました。外部の視点を取り入れつつ、最終的な意思決定は企業側が行うというバランスが、パフォーマンスを最大化する鍵となります。
第4回 明治大学 専門職大学院 グローバル・ビジネス研究科 専任教授 岡俊子氏
第4回の岡氏は社外取締役などの立場で多くの企業を見てきた経験から、企業の規模に関わらず、経営層やリーダーが一番心に留めておくべき倫理観について提言しました。これは将来の経営幹部や起業を目指す若者にとっても重要なインプット「当たり前のことを、当たり前にやる」という極めてシンプルかつ本質的なことでした。
第5回 日下企業経営相談所 代表 日下 智晴氏
第5回は日下氏による地域活性化の話題です。地域で完結するのではなく、東京や大阪といった大都市との繋がり(ハブの役割)をどう作るかが重要です。金融の視点から地域の現場を長年見てきた日下氏ならではの、リアリティのある知見でした。
第7回 キエングローバル株式会社 代表取締役 福谷 尚久氏
第7回は福谷氏と共に、上場企業におけるTOBやアクティビスト対応の現場について深掘りしました。教科書的な知識ではなく、実際の案件で何が起きているのか、どのような「正しい相談相手(経験者)」を選ぶべきかという点が強調されました。大手ファームでも経験者が少ない分野であるため、適切なプロにアプローチすることが重要です。
総括
2025年の活動は、「羅針盤を持って航海に出る」ようなものでした。AIやグローバル展開、複雑な資本市場といった荒波の中で、専門家の知見という羅針盤を頼りに、自社の軸(ミッション・バリュー)を保ちながら進むべき道を示してきたといえるでしょう。


